『週刊文春』、絶好調はこれからも続くのか?

2016年3月17日

憎めない話題。時の人といったところか。ショーンKという人、別に好きでも何でもないんだが、気になってしまうのはなぜだろう。だいたい、この人の経歴なんか誰も知らなかったでしょ。詐称なんかしなくても、活躍できていたと思うけどね。

容姿、声、立ち居振る舞い、といった普通の人がなかなか持ちえない要素のすべてを持っている(かのように見える)のに、もう一つのブランド(氏育ちや経歴)まで持ちたかったという、その欲張りさ加減が今回の結果を生んだ。小生、そのうちの一つでもあれば御の字なんだが、現実は…、ね♪(´ε` )

でも、メディアの世界ではこういうことはよくありそうなので、普通は週刊誌もネタにしない気がする。4月から始まるフジテレビの報道情報番組で、彼がメインキャスターを務めることになったことで(露出度や影響度がコメンテイターの比ではない)「ネタ」の種を探したところ、突っ込みどころ満載だったのだろう。出る杭は打たれる典型だな。

 

それにしても、『週刊文春』である。絶好調なのか?? 「センテンススプリング」なんて命名されちゃって。
今週号は「保育園落ちた」「ゲス極」、そして目玉の「ショーンK」が三本の矢だ。見出しだけを較べると『週刊新潮』は弱い。「保育園落ちた」と「ゲス極」だけであればどうでもよかったのだが、今回は思わず買っちゃったじゃないか。久ぶりだな、週刊誌買うの。しかし「ゲス」という言葉はどうにも好きになれない。

そんな『週刊文春』編集長のインタビューの一部が公開されていた。これを読むと、最近のスクープ記事の伝播とその影響は、自分たちの想像をはるかに超えてしまっていることがわかる。

一つの記事によって、あのような事態になってしまう世の中であるということは、我々もきちんと自覚しなければならないと肝に銘じました。やはりネットの力は大きくて、一報を出した後の広がり方もそうですし、いわば水に落ちた犬に対する叩き方が苛烈を極めてしまう。

AdverTimes「『週刊文春』編集長インタビュー「紙の時代は終わった」は、売れないことの言い訳」より

ネット時代における旧来メディアのあり方が問われる話だ。
この現象には、ネットよりもむしろテレビ(主にワイドショー)が大きく加担していると思う。テレビは独自取材などせずに、ほとんどを週刊誌の記事やネットの反応などを面白おかしく紹介するのみで、それをコメンテーター(あれ?じゃあ当のショーンKも加担していたということか)たちが増幅しているという状況なのだ。こういうのもエンターテインメントなのか。よくわからないが、おバカな人たちが構成している番組にしかみえない。

しかし、そんなおバカな番組に影響されて久しぶりに週刊誌を買った自分はもっとバカだ。ショーンKの記事でいえば、最初はネットで知ったのに、結局ワイドショーの増幅に乗ってしまった。ああ、なんて下世話なやつ。

2016年になって刊行された号はすべて完売しているらしい。僕が買うくらいだから、今号も完売するのか。
今や飛ぶ鳥を落とす勢いのように見える『週刊文春』も、2013年9月以降の2年4カ月、完売は出ていなかったということだ。

ポジティブが取り柄の私でも、もう完売は難しいのかなと、弱気にもなりかけました。ただ「紙の時代は終わった」と言われると「本当かよ」と思いたくなるのです。そうした悲観論を、売れないことの言い訳にしている面もある。

そして今回、立て続けに完売号が出た時に、本当に面白いコンテンツであれば、紙であろうがデジタルであろうが売れるのだと、改めて確信できた。

AdverTimes「『週刊文春』編集長インタビュー「紙の時代は終わった」は、売れないことの言い訳」より

まあ、ほとんどそういうことです。紙の本のライバルはネットではなく「あっと驚くコンテンツ」であることは間違いない。それは今後どんな媒体が出てこようとも変わらない。面白そうであれば、ほら、こうして金を払う。
でも実際に読んでみたら、すでにネットやテレビの情報で頭でっかちになっていて、肝心の記事内容がかなり薄く感じた。この賞味期限の短さといったら…

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