ああ、ついに『あぶさん』が終わってしまう

2014年1月22日

そうなんですよ。永いこと読んでたな。振り返ると高校生の頃に読み始めた記憶がある。そして、あぶさんこと景浦安武という男に惚れてしまった。だからいま、飲んべえになってしまったのかも。ビッグコミックオリジナル連載はあと1打席分、2月5日発売号が最終打席だ。

 
『あぶさん』のような長寿漫画ってどんなものがあるだろうと思って、ちょっと調べてみた。

  • ゴルゴ13(46年)
  • あぶさん(41年)
  • 浮浪雲(41年)
  • こちら亀有公園前派出所(38年)
  • 王家の紋章(38年)
  • ガラスの仮面(38年)※休載あり
  • 釣りバカ日誌(35年)
  • 美味しんぼ(30年)※休載あり
  • 島耕作シリーズ(30年)

他にもあるけど、あくまでも有名どころということで。ちなみに4コマ漫画のサザエさんは28年間の連載だったらしい。こうしてみてみると、ビッグコミック系がすごいですね。

このように長く続く漫画、アニメや番組の辞めどきは非常に難しいに違いない。会社を辞める時だってある程度の気合は必要なのだが、その比ではない。伊集院光が番組で語っているが、『あぶさん』はもう現実離れし過ぎてきたことだけは確かで、小学館としても水島新司氏としても辞めどきは難しかっただろうと推測する。どことなく、全盛期をとうに過ぎても続けていた『笑っていいとも』のタモリとダブってしまうのである。

ちょっと前に現役を60歳くらいで引退するんだよね。でも、この中で確変入っちゃってるから、三冠王は獲るわ、代打で年間40本くらいホームラン打っちゃったり、4割くらい打っちゃったりしてるから、もうブスなホステスにサインやってるとかってストーリーと離れて、もうファンタジーになっちゃってるから。

世界は数字で出来ている「伊集院光が語る「漫画『あぶさん』突然終了の謎」」より

そやな、南海時代が最高だったんとちゃうか(と、大阪弁でひとりごちてみる)。
ラスト前の今発売号ではサプライズがあった。なんと奥さんのさっちゃんが代打で登場し、物干し竿(バット)にアブさん同様に酒しぶきを浴びせるという微笑んでしまうようなシーン。若い頃、さっちゃんみたいな女性にあこがれたが、その彼女ももうおばあちゃんなんだよ。その分、自分も年を取ったということだ(笑

最終打席はホームランか三振か、それとも予想もしないものなのか。静かにその時を待とう。水島先生、長い間ありがとうございました。

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