そろそろ来るんだろうね電子書籍、やっと元年

2013年1月2日

義兄の子が三人兄弟で、毎年正月に再会している。その中で末の甥っ子は、小さい頃からいい加減だったり何を考えているのかわからない性格で、親族一同から将来が危ぶまれていた。その期待されていなかった子は今年21になるのだが、とんでもないほど大人の立ち居振る舞いが身についてきていて、兄弟の中でも最も信頼できそうな男子に成長してきているのを見て、子供っておもしろいものだなあ、と感心している正月二日目です。

新年になって、Appleが今月中に日本でも電子書籍を開始するらしいというニュースがあった。日経なのでどうかな、という眉唾ものではあるけど、こんな小さなネタでスクープを狙えるわけでもないだろうから、ありえることでしょう。つまりiBooksストア日本版の開始ということだ。

epub3の策定、Kindleの発売、Kindleストア日本版開始と続きAppleがついに参入となると、お膳立てとしてはそろい過ぎた感じはするので、これでも電子書籍に移行できない人が大多数なんてことになると、出版業界自体が危ういのだと思う。3,000円くらいで端末を出すか、5,000円の書籍を買ったら端末をおまけに付けるくらいのキャンペーンがそろそろ始まってもいいんじゃないの?

ITがそもそも日本発では無いし、印刷物だってグーテンベルクなんだから、電子書籍というメディアに対していまだに鎖国的な考えを持っている人もそろそろだろう、と思うわけです。先人(といっても明治の頃だけど)はそういうものを軽々と凌駕していたんじゃないのかなあ。

写真やレコードがそうであるように、あたりまえのように紙は生き残るだろう。でもいろいろなことを考えると(例えば、資源枯渇やインクを使うことによる環境汚染、保存方法、ぼくらくらいの年齢になると視力の問題、などなど)、こういう技術革新がある以上、本というメディアが電子書籍にシフトしていくことは避けられないことだ。

ぼく自身、電子書籍のプラットフォームがグチャグチャしていた昨年前半まではあまり積極的ではなかったが、Kindleストアが開始してからはけっこうな数を買ってみた。Kindle自体は手に入れていないので、iPad3やiPhoneにKindleアプリを入れて読んでるんだが、これでも充分じゃないのかなぁと思うわけです。行間や書体が変えられないという制限があるのは少し残念ではあるけれども(Kindleのハードでは可能なのかどうかは不明です)。これでしばらくはいけそう。

惜しむらくは、電子書籍ストアによって端末が限られていたり、動作が重い、ページ遷移が変、みたいなユーザビリティの最悪なプラットフォームが相当数あるということだ。

日本のメーカーやプラットフォームが失敗続きだということにはいろいろな理由やしがらみがあるのだろう。日本語だけの書籍だけだと市場がものすごく狭まってしまうのだから、日本人にしか考えられない痒いところに手が届くようなアイデアや、漫画やコミック(もちろん多国語版で)というものに特化した端末で世界に打って出たら、まだまだ勝機はあるんじゃないのかなあと思う次第です。

この一年、追いかけて行ってみよう。

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