iPadガイドツアーを観て考えてしまったよ

2010年3月30日

Apple本家サイトにiPadのガイドツアーが掲載されましたね。

これを観てると、標準アプリの出来が良すぎるのでヘタなアプリやコンテンツを載せると激しく浮いちゃいそうな気がしてきました。サイズが大きいだけに、アイデアだけではなく、インターフェースやビジュアルもかなり重要ですね。Web上のサービスやコンテンツの場合は、ユーザの閲覧環境を言い訳に出来ますが、iPadの場合は「もう決められているのですから」そういうわけにもいきません。これ作っていく人、心してかからないとね。

と、自分がデザイナーであることも忘れたかのようなのんきな発言をしているのですが、はっきりいって、こういうの今持っているスキルを進化させるだけでできるのかなぁ、という自問自答もしています。 デザイナーがSDKを使い倒さなくてもできるものなのでしょうか。

また古い話で恐縮ですが、写植時代はデザインする人+文字打つ人+版下(印刷用原稿)作る人+製版(印刷用フィルム)を作る人というように「分業」のシステムでした。それがMacの出現とともにDTPとなり、デザインする人がそれ以降のかなりの部分も包含する「総合?」的なシステムというか仕事形態になってしまいました。

そして、デザインの主流がWebデザインに移行し始めた頃から、また少しずつ「分業」化してきています。いや、むしろ「細分」化なのでしょうか。 Flashデザイン、インタラクティブデザイン、CSSコーディング、PHPスクリプティング、等々。これらすべてデザインと切り離しては考えることができません。すべてを一人のデザイナーがこなすことは、不可能ではないにしろ効率的に考えても現実離れしています。

しかし、それぞれのスペシャリストと協調していくためには他分野の仕組みや構造をある程度まで知っておかなければなりません。直接ユーザの目に触れる部分を担当するデザイナーにとってはいやがおうにも必要なことです。iPadにはその重要性を再認識させられそうです。

若いバリバリのデザイナーの方たちには笑われそうですが、年配デザイナーは必死なのですよ! 当分引退できないし。アナログから始めて、時代はここまで来たかという実感を、このツアーを観て思った次第です。

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